肩関節周囲炎(五十肩)体操

作成者:柔道整復師・鍼灸師 筒井一輝

作成日:2020年05月25日

最終更新日:2020年10月31日

五十肩体操① 振り子運動

肩の力を抜いて、腕の重みを利用して前後に振る。

最初は小さく、徐々に大きく振る。

10往復×3セット

五十肩体操② 回旋運動

肘を壁に押し当てて軸にして、手を前後に動かします。

肩の回旋を意識します。

10往復×3セット

五十肩体操③ 壁押し運動

肩の高さで両手を壁に当て、肘を曲げるように身体を前に倒します。

腕の力で元の位置へ戻ります。

10回×3セット

五十肩運動④ うちわ仰ぎ運動

脇を閉じて肘を90度に曲げた状態で左右にうちわを振ります。

肘が身体から離れないように意識してください。

10往復×3セット

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肩こりは僧帽筋上部(いわゆる肩こりの感じる筋肉、場所)の部分から痛みが広がることが多いです。
僧帽筋は厚みがあり、それも肩こりの大きな一因となっています。
進行すると圧痛点(限局して痛い部位)や、コリを感じる部位が拡大していきます。筋肉の持続的な緊張により痛い部位が拡大し、深層筋(肩甲挙筋、棘上筋、菱形筋、脊柱起立筋)にまで広がると芯が凝ったような症状が感じられる、筋肉がこわばり重苦しさを感じるようになります。進行すると緊張性頭痛や顔面、上肢などにも関連痛が生じるようになることもあります。
くり返す肩コリや頭痛は姿勢に原因があります。姿勢が悪くなると、無意識のうちに姿勢を正そうするので、カラダに力が入った状態になり疲れやすい、寝ても疲れがとれにくいなどの症状が出てきます。
また首には特に神経が集まっているのでは歪みがきつくなると集中力の低下や自律神経の不調から頭痛、食欲の低下、便秘や下痢などの胃腸の活動不良にも関係する場合があります。
少しでも心当たりがあればご相談ください。

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